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犬の寿命は何年?平均寿命と体の大きさ・犬種ごとの数字

公開 /更新 /2026 年 10 月時点の情報書いた人・確かめた人:うちのこ家系図 編集部

うちの子の家系図を撮ってはじめる
イラスト:明るいリビングで、親と子どもが、床に座った大きな犬と小さな犬をそれぞれなでている
目次
  1. 1犬の寿命は何年?
  2. 2体の大きさ別の平均寿命
  3. 3犬種ごとの平均寿命
  4. 4うちの子の年齢と節目の記録
  5. 5シニア期の健診と受診の目安
  6. 6犬と長く一緒に暮らすために、家でできること
  7. 7よくある質問
  8. 8平均寿命は統計の数字。うちの犬の節目は、誕生日ごとの記録で残そう

犬の平均寿命は、2025年のペットフード協会の調査で14.82歳です。

保険の契約データでは、2023年度が14.1歳です(アニコム『家庭どうぶつ白書2025』)。

2つの数字は調べた犬も調べ方も別なので、体の大きさ別と犬種別の数字とあわせて並べます。

犬の寿命は何年?

犬の平均寿命は、ペットフード協会の調査で14.82歳(2025年)、保険の契約データで14.1歳(2023年度)です(ペットフード協会、アニコム『家庭どうぶつ白書2025』)。

平均寿命は、クラスの平均点のようなものです。クラス全体の様子を表す数字で、1人ひとりの点を決める数字ではありません。うちの子の寿命も、この数字で決まるものではありません。

表1 犬の平均寿命の2つの統計(調べ方のちがい)

項目ペットフード協会保険の契約データ(家庭どうぶつ白書)
犬の平均寿命14.82歳(2025年)14.1歳(2023年度)
だれの回答か全国の20〜79歳へのインターネット調査(2025年10月)。いま犬か猫を飼っている人の回答保険に2008年4月〜2024年3月に入った犬の契約
何から出したか過去10年間に飼っていた犬の寿命を集計保険に2008年4月〜2024年3月に入った犬について、年度ごと・年齢ごとの契約の数と、亡くなって解約された数から、0歳の子があと平均で何年生きるかを出した
入っていない犬野良犬や、家庭に迎えられる前に亡くなった犬保険の契約をした犬が対象
体の大きさの分け方超小型・小型・中・大型の3区分犬種ごとに小型・中型・大型

出典:協会の調査(2025年)/白書2025

2つの数字は、混ぜたり平均したりせず、別々に読みます。

白書の平均寿命は、2008年度が13.2歳、2023年度が14.1歳です(アニコム『家庭どうぶつ白書2025』)。猫の数字は、猫の寿命は何年?平均寿命と室内飼い・猫種ごとの数字にまとめています。

参考:ペットフード協会『令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査』、アニコム『家庭どうぶつ白書2025』第2部

体の大きさ別の平均寿命

2025年の数字は、超小型が15.28歳、小型が14.59歳、中・大型が13.63歳です(ペットフード協会)。

協会の区分は3つで、「中型」と「大型」に分けた数字はありません。

協会の区分は、主な26犬種については犬種ごとに決まっています。それ以外の純血種・ミックス犬・雑種は、飼い主が答えた体重で分けます。5kgまでが超小型、6〜9kgが小型、10kgからが中・大型です(ペットフード協会)。

表2 犬の平均寿命(ペットフード協会・体の大きさ別)

区分2010年2020年2025年
全体13.87歳14.48歳14.82歳
超小型14.37歳15.19歳15.28歳
小型14.13歳13.97歳14.59歳
中・大型13.69歳13.60歳13.63歳

出典:協会の調査(2025年)

全体は、2010年が13.87歳、2025年が14.82歳です。2024年は14.90歳で、年によって上がったり下がったりします。

2010年から2025年までの全部の年は、次のグラフのとおりです。

犬の平均寿命の推移(2010〜2025年)の折れ線グラフ。2025年は全体14.82歳、超小型15.28歳、小型14.59歳、中・大型13.63歳。年によって上下する
犬の平均寿命の推移(ペットフード協会・体の大きさ別。縦軸は12歳から)出典:ペットフード協会『令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査』をもとに作成。全体には体の大きさが分からない犬も含む

全体には、体の大きさが分からない犬も含まれます(ペットフード協会)。

家庭どうぶつ白書には、体の大きさ別の平均寿命の表はありません。白書の大きさの分け方は、次の章の犬種の表に付けています。

参考:ペットフード協会『令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査』、アニコム『家庭どうぶつ白書2025』第2部

犬種ごとの平均寿命

犬種ごとの平均寿命は、家庭どうぶつ白書の表(2023年度)に載っています。

白書の表から、犬種ごとの記事がある23品種とスタンダード・プードル、混血犬の3行(体重別)を載せました。並びは白書のままです。

白書のサイズは、犬種の平均体重で分けています。10kg未満が小型、10kg以上20kg未満が中型、20kg以上が大型です(アニコム『家庭どうぶつ白書2025』)。

表3 犬種ごとの平均寿命(アニコム『家庭どうぶつ白書2025』・2023年度・白書の並び)

犬種サイズ平均寿命記事
トイ・プードル小型15.3歳トイ・プードルの遺伝病
チワワ小型13.7歳チワワの遺伝病
混血犬(体重10kg未満)小型14.8歳
柴中型14.7歳柴の遺伝病
ミニチュア・ダックスフンド小型14.7歳椎間板ヘルニアの記事
ポメラニアン小型13.8歳ポメラニアンの遺伝病
ミニチュア・シュナウザー小型13.4歳ミニチュア・シュナウザーの遺伝病
ヨークシャー・テリア小型13.7歳ヨークシャー・テリアの遺伝病
フレンチ・ブルドッグ中型11.1歳フレンチ・ブルドッグの遺伝病
マルチーズ小型13.5歳マルチーズの遺伝病
シー・ズー小型14.0歳シー・ズーの遺伝病
パピヨン小型14.6歳パピヨンの遺伝病
ゴールデン・レトリーバー大型10.7歳ゴールデン・レトリーバーの遺伝病
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク中型12.3歳ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの遺伝病
ジャック・ラッセル・テリア小型14.6歳ジャック・ラッセル・テリアの遺伝病
パグ小型12.6歳パグの遺伝病
ラブラドール・レトリーバー大型12.7歳ラブラドール・レトリーバーの遺伝病
混血犬(体重10kg以上20kg未満)中型14.0歳
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル小型12.4歳キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの遺伝病
ペキニーズ小型13.2歳ペキニーズの遺伝病
イタリアン・グレーハウンド小型14.4歳イタリアン・グレーハウンドの遺伝病
ビション・フリーゼ小型15.0歳ビション・フリーゼの遺伝病
ボーダー・コリー中型13.0歳ボーダー・コリーの遺伝病
ビーグル中型12.9歳ビーグルの遺伝病
アメリカン・コッカー・スパニエル中型12.7歳アメリカン・コッカー・スパニエルの遺伝病
スタンダード・プードル中型12.1歳
混血犬(体重20kg以上30kg未満)大型13.2歳

出典:白書2025 表2-4-2

白書には、犬種ごとに何頭を集計したかが書かれていません。数字の差だけで、犬種の「長い・短い」を決めないでください。

同じ犬種でも、ペットフード協会と白書では、別の区分に入ることがあります。たとえば柴は、協会では小型、白書では中型です。

表4 協会の区分と白書のサイズの対応(犬種ごと)

協会の区分白書のサイズ犬種
超小型小型トイ・プードル、チワワ、ミニチュア・ダックスフンド、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、マルチーズ、パピヨン、ジャック・ラッセル・テリア、ペキニーズ
小型小型ミニチュア・シュナウザー、シー・ズー、パグ、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、イタリアン・グレーハウンド
小型中型柴、フレンチ・ブルドッグ、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、ビーグル、アメリカン・コッカー・スパニエル
中・大型中型ボーダー・コリー
中・大型大型ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー
飼い主が答えた体重で決まる小型ビション・フリーゼ(協会の26犬種に入っていない)
飼い主が答えた体重で決まる体重で3行(10kg未満・10〜20kg未満・20〜30kg未満)混血犬

出典:協会の調査(2025年)Appendix/白書2025 表2-4-2

参考:アニコム『家庭どうぶつ白書2025』第2部、ペットフード協会『令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査』

うちの子の年齢と節目の記録

平均寿命は、うちの子の寿命を言い当てる数字ではありません。

誕生日ごとに、体重と様子を1行ずつ残しておくと、前の年との違いが見えてきます。

誕生日ごとの記録の見本(記入例)

誕生日(年齢)体重散歩ひとこと
5歳9.8kg朝夕30分公園のボール遊びに夢中だった
6歳9.9kg朝夕30分新しい散歩道を気に入った
7歳10.0kg朝夕30分健診を受けた(結果は別の紙に保管)

うちのこ家系図 編集部作成(数字は架空の例です)

犬の年齢を人間の年齢に直した早見表は、犬の年齢を人間に換算する早見表にあります。

シニア期の健診と受診の目安

成犬は年に1回以上、7〜8歳を超えた犬は年に2回以上の健診が目安とされています(MSD獣医マニュアル。米国・カナダでは Merck Veterinary Manual の名前)。

年をとった犬は病気になりやすく、獣医師が血液検査やレントゲンをすすめることもあります(MSD獣医マニュアル)。

この7〜8歳は、MSDの飼い主向けの頁にある線です。ペットフード協会の調査や家庭どうぶつ白書の平均寿命の数字から出したものではありません。

気になることがある時は、健診の日を待たずに、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

健診の回数や結果の残し方は、犬の健康診断は年に何回?頻度の目安と、結果の残し方にまとめています。シニア期の目安は、犬のシニア期はいつから?サイズ別の目安と暮らしの変化で確かめられます。

参考:MSD獣医マニュアル(飼い主版)『Routine Health Care of Dogs』

犬と長く一緒に暮らすために、家でできること

犬の健康を守るために家でできることとして、体重の管理、歯みがき、ワクチンと寄生虫の予防、放し飼いにしないこと、健診がすすめられています。

予防のための健康管理は、暮らしの質をよくし、長く健康に生きられるようにすることを目指すものだとされています(AAHA)。

犬の健康を保つには、毎日のごはんと運動だけでなく、定期的な健診、体の手入れ、安全な住まいも要るとされています(MSD獣医マニュアル)。

表5 犬の健康を守るために家でできること

できることすすめられていること出典
体重を保つ体重の管理は、体全体の健康にかかわる大事なこと。おやつやごほうびを控え、適度な運動をさせる。本格的なダイエットは獣医師の指導の下でAAHA、環境省
歯みがき犬用の歯ブラシと歯みがき剤で、定期的にみがくMSD獣医マニュアル
ワクチンと寄生虫ワクチンは重い病気から守る助けになり、必要な種類は地域と暮らし方で決まる。寄生虫は人にうつることもあるMSD獣医マニュアル
放し飼いにしない放し飼いの犬は、病気やけがのおそれがずっと大きいAAHA
健診を受ける成犬は年に1回以上、7〜8歳を超えたら年に2回以上(前の章のとおり)MSD獣医マニュアル

出典:AAHA『2019 AAHA Canine Life Stage Guidelines』・MSD獣医マニュアル(飼い主版・2025年)・環境省『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』(2009年)

体重については、体全体の健康にかかわる大事なこととして管理がすすめられています(AAHA)。太りすぎを防ぐには、おやつやごほうびをできるだけ控え、適度な運動をさせることが大切とされています(環境省)。

食べる量と寿命を比べた研究もあります。ラブラドール・レトリーバー48頭を2頭ずつ組にし、片方の食べる量をもう片方より25%少なくして、生後8週から一生を追った研究です(Kealy ほか 2002)。

この研究では、食べる量を少なくした犬のほうが寿命の中央値(半分の犬が亡くなった年齢)が長く、長く続く病気のサインが出るのもおおむね遅くなりました(Kealy ほか 2002)。

調べたのは1つの犬種で、25%は研究の条件です。家で同じように減らすことをすすめる数字ではありません。本格的に体重を減らすときは、獣医師の指導の下で行う必要があります(環境省)。

歯みがきは歯の健康のために大切で、犬用の歯ブラシと歯みがき剤で定期的にみがくのがよいとされています。歯の手入れは、人と同じように、歯ぐきの病気のもとになる歯垢(歯につく汚れ)や歯石(その汚れが固まったもの)がたまるのを防ぐ助けになります(MSD獣医マニュアル)。

ワクチンは重い病気から犬を守る助けになります。どのワクチンが要るかは、住んでいる地域と暮らし方に合わせて獣医師が教えてくれます。寄生虫は犬の健康を損ない、子どもや免疫の弱い人など、人にうつることもあります(MSD獣医マニュアル)。

放し飼いの犬は、病気やけがのおそれがずっと大きいとされています。リードやケージなどで適切に管理することが、命を守ることにつながるとされています(AAHA)。

どれも健康を守るためにすすめられていることで、何年生きられるかを約束するものではありません。

参考:AAHA『2019 AAHA Canine Life Stage Guidelines』、Kealy ほか『Effects of diet restriction on life span and age-related changes in dogs』(2002年)、環境省『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』(2009年)、MSD獣医マニュアル(飼い主版)『Routine Health Care of Dogs』

よくある質問

小型犬と大型犬では、どちらが長生き?

2025年の平均寿命は、超小型が15.28歳、小型が14.59歳、中・大型が13.63歳です。体の大きい区分ほど短い数字です(表2・ペットフード協会)。

犬の平均寿命は延びている?

表2の全体では、2010年の13.87歳から、2025年は14.82歳になっています。年によって上がり下がりもあります(ペットフード協会)。

14.82歳と14.1歳、どちらの数字が正しい?

2つは別の統計で、調べた犬も数え方も違います(表1)。どちらかを選ばず、並べて読みます(ペットフード協会、アニコム)。

平均寿命は統計の数字。うちの犬の節目は、誕生日ごとの記録で残そう

犬の平均寿命は、2025年のペットフード協会の調査で14.82歳、2023年度の保険の契約データで14.1歳です。どちらもたくさんの犬をまとめた数字で、うちの子の寿命を決めるものではありません。

次の誕生日に、体重とその日の様子を1行残してみましょう。無料の会員登録をしておくと、兄弟かもしれない子や同じ実家の子があとから登録された時に、お知らせが届きます。

体重は、写真と一緒に 1 回で記録

4.0kg3.0kg2.0kg1.0kg0.0kg3.2kg8月3.3kg9月3.4kg10月
トイ・プードルのココ

画面はイメージです(架空の子の見本)。

出典・参考

この記事について

内容確認日: 2026-10-24。一般的な参考情報で、獣医療行為の代わりではありません。

この記事を書いた人

うちのこ家系図 編集部

編集部の運営者は、実家がブリーダー(犬猫の繁殖)で、出産などの手伝いもしていました。元ペットショップ店長で、2026年9月時点で犬を3頭飼っています。

  • 血統書・犬猫の健康・暮らしの手続きを、公的機関や登録団体の資料にあたって書いています。
  • 記事の下書きと図の作成には AI を使っています。サイトの方針と出典の基準は運営者が決めています。照合は AI が行い、その結果を運営者が報告で確認しています。公開してよいかは、運営者が決めて承認した基準で判断します(書いたものとは別の AI の監査と機械の検査)。
  • 獣医師の監修はまだ付いていません。監修が付いた記事には、その旨を記事に表示します。

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