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猫の寿命は何年?平均寿命と室内飼い・猫種ごとの数字

公開 /更新 /2026 年 10 月時点の情報書いた人・確かめた人:うちのこ家系図 編集部

うちの子の家系図を撮ってはじめる
イラスト:明るいリビングの床で、親と子どもが並んで座り、そばで短毛の猫が丸くなって眠っている
目次
  1. 1猫の寿命は何年?
  2. 2家の外に出る猫・出ない猫の平均寿命
  3. 3猫種ごとの平均寿命
  4. 4うちの子の年齢と節目の記録
  5. 5シニア期の健診と受診の目安
  6. 6猫と長く一緒に暮らすために、家でできること
  7. 7よくある質問
  8. 8平均寿命は統計の数字。うちの猫の節目は、誕生日ごとの記録で残そう

猫の平均寿命は、2025年のペットフード協会の調査で16.00歳です。

保険の契約データ(2023年度)では14.5歳です(アニコム損保)。2つは、対象も数え方も違う別の統計なので、表に並べて書きます。

家の外に出る猫・出ない猫の違い、猫種ごとの表、節目の記録のしかたも載せています。

猫の寿命は何年?

猫の平均寿命は、2025年の調査で16.00歳、2023年度の保険の契約データで14.5歳です(ペットフード協会、アニコム損保)。

平均寿命は、猫が平均でどれくらい生きるかの目安です。うちの子にぴったり当てはまる数字ではありません。

表1 猫の平均寿命の2つの数字と作り方

項目ペットフード協会の調査保険の契約データ(家庭どうぶつ白書)
平均寿命16.00歳14.5歳
年2025年(調査は10月に実施)2023年度
対象一般の家庭で過去10年間に飼われていた猫。野良猫や、家庭に迎えられる前に亡くなった猫は入っていない保険の契約を始めた猫(2008年4月〜2024年3月)
数え方全国の20〜79歳へのインターネット調査で、いま犬か猫を飼っている人の回答から算出。算出の方法は資料に書かれていない年齢ごとの契約数と、亡くなった届け出の数から生命表を作り、0歳の平均余命を平均寿命とした

出典:協会の調査(2025年)印字p.38・p.7/白書2025 印字p.67

白書の「0歳の平均余命」は、生まれた時から数えて、あと平均で何年生きるかの数字です。人の赤ちゃんが生まれた時に、あと何年生きるかを考えるようなものです。

2つは別の統計なので、足したり、平均したりせず、並べて見てください。

参考:ペットフード協会『令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査』、アニコム損保『家庭どうぶつ白書2025』

家の外に出る猫・出ない猫の平均寿命

2025年の平均寿命は、家の外に出ない猫が16.23歳、出る猫が15.12歳です(ペットフード協会)。

協会の分け方は、ふだん家の外に出るかどうかです。どのくらい出ると「出る」になるかは、資料に書かれていません。

表2 猫の平均寿命(歳・ペットフード協会)

年全体外に出ない外に出る
2010年14.3615.9112.12
2015年15.4316.3613.71
2020年15.4516.1313.57
2025年16.0016.2315.12

出典:協会の調査(2025年)印字p.38

「全体」には、外に出るかどうか分からない猫も入っています。そのため、右の2つの列の平均ではありません。

猫の平均寿命の2010〜2025年の推移を、家の外に出ない猫と出る猫で比べた折れ線グラフ。2010年は外に出ない15.91歳・出る12.12歳、2025年は外に出ない16.23歳・出る15.12歳
猫の平均寿命の推移(家の外に出ない・出る)出典:ペットフード協会『全国犬猫飼育実態調査』2025 をもとに作成(印字 p.38(PDF 19 枚目))

図は、2010年から2025年まで毎年の値を線で結んだものです。

参考:ペットフード協会『令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査』

猫種ごとの平均寿命

家庭どうぶつ白書には猫種ごとの平均寿命の表があり、混血猫は14.9歳、日本猫は15.3歳です(アニコム損保)。

白書の表の対象は、契約頭数の多い20品種です。下の表は、そのうちの15行です。この記事で紹介する猫種と、混血猫・日本猫だけを、白書の表の並びのまま載せました。

表3 猫種ごとの平均寿命(家庭どうぶつ白書2025・白書の表の並び)

出典:白書2025 表2-4-4。保険の契約データから作った値

白書の20品種に入っていない猫種は、猫種ごとの平均寿命を出す対象にならなかっただけです。寿命が長いとも短いとも言えません。

猫種ごとの数字は、保険の契約をしたその猫種の猫たちから出した目安です。うちの子1匹の寿命を決める数字ではありません。

参考:アニコム損保『家庭どうぶつ白書2025』

うちの子の年齢と節目の記録

猫の節目の記録は、誕生日ごとに体重と様子を1行ずつ残すだけで始められます。

ガイドラインは、猫の一生を4つに分けています。生まれてから1歳まで、1〜6歳、7〜10歳、10歳を超えてからです(AAHA/AAFP)。10歳を超えた時期が、シニア期です。

年齢の節目の記録の見本(記入例)

年齢(誕生日)体重食欲・水・おしっこふだんの様子のひとこと
1歳4.2kgふつう元気によく走った
7歳4.6kgふつう日なたで長く眠った
11歳4.4kgふつう窓辺で過ごす時間が増えた

うちのこ家系図 編集部作成(数字は架空の例です)

ふだんの様子を日記や写真、動画で記録しておくと、変化を示す土台になります(AAHA/AAFP)。年をとったら、背中の側と横からの写真も撮っておくと、体つきの変化に気づきやすくなります(AAHA/AAFP)。

シニア期の暮らしの変化は猫のシニア期は何歳から?目安と暮らしの変化・記録のしかたに書いています。人の年齢にあてはめた目安は猫の年齢を人間に換算すると?早見表と計算の考え方にあります。

参考:AAHA/AAFP『2021 AAHA/AAFP Feline Life Stage Guidelines』(2021年)

シニア期の健診と受診の目安

10歳を超えたシニア期の猫は、少なくとも半年に1回は診てもらうことがすすめられています(AAHA/AAFP)。持病のある猫は、もっと頻繁に診てもらいます。

猫は病気や痛みのサインが見つけにくいことが多いとされています(AAHA/AAFP)。ふだんの記録があると、変化に気づきやすくなります。

ガイドラインは、次の点を診察で大事な質問に挙げています(AAHA/AAFP)。

  • 食欲の変化
  • 水をたくさん飲む、おしっこが多い
  • 吐く(毛玉を吐くことを含む)、下痢

夜に活発になる、よく鳴く、ふだんの習慣や動きが変わる、といった変化もあります。ガイドラインは、これも飼い主と話し合うこととしています(AAHA/AAFP)。年をとった猫の鳴き方の変化は、猫の鳴き声の意味は?鳴き方・口の形・場面で見分けるにまとめています。

こうした変化に気づいたら、記録を持って動物病院に相談しましょう。健診の頻度や結果の残し方は猫の健康診断|頻度の考え方と、結果を「推移」で残すということにまとめています。

参考:AAHA/AAFP『2021 AAHA/AAFP Feline Life Stage Guidelines』(2021年)

猫と長く一緒に暮らすために、家でできること

猫の健康を守るために家でできることとして、体重と体つきを見ること、歯の手入れ、ワクチンと寄生虫の予防、家の中で飼うこと、健診がすすめられています。

環境省の基準は、病気やけがの予防など、ふだんの健康管理に努めることとしています(環境省)。

表4 猫の健康を守るために家でできること

できることすすめられていること出典
体重と体つきを見る食べる量を理想の体つきに合わせて調整する。体つきの点数は、受診のたびに獣医師が記録するAAHA/AAFP
歯の手入れ一生続けるもので、子猫のうちから始める。みがき方は獣医師に教わるAAHA/AAFP、MSD獣医マニュアル(米国・カナダでは Merck Veterinary Manual の名前)
ワクチンと寄生虫家の中だけの猫にも、外に出る猫にも大切。どれが要るかは地域と暮らし方に合わせて獣医師がすすめる。家の中だけの猫にも寄生虫のおそれMSD獣医マニュアル、AAHA/AAFP
家の中で飼う猫の健康と安全、まわりの環境を守るために、屋内で飼うよう努める環境省
健診を受ける10歳を超えたら、少なくとも半年に1回(前の章のとおり)AAHA/AAFP

出典:AAHA/AAFP(2021年)・MSD獣医マニュアル(飼い主版・2025年)・環境省『家庭動物等の飼養及び保管に関する基準』(令和4年改正)

太りすぎは、糖尿病や、足をかばう歩き方、アレルギーではない皮膚の病気、おしっこの通り道がつまる病気など、長く続く病気のもとになりうるとされています(AAHA/AAFP)。

遊ぶことが減ると、体重が増えやすくなるとされています(AAHA/AAFP)。

歯の手入れは、一生続けるものとされています。猫の健康と暮らしのよさにつながり、子猫のうちから始めるのがよいとされています(AAHA/AAFP)。歯みがきは、歯と歯ぐきを健康に保つ助けになります(MSD獣医マニュアル)。

家の中で飼うことについて、環境省の基準が挙げる目的は2つです。病気がうつるのを防ぎ、思わぬ事故を防ぐといった猫の健康と安全。そして、まわりの環境を守ること。この2つのために、猫を家の中で飼うよう努めることとしています(環境省)。

ここに挙げたことは猫の健康を守るためにすすめられていることで、寿命の長さを約束するものではありません。

猫が長生きするほど、生涯でかかる費用も変わります。1年と生涯の額は、猫を飼い始めてからの月々の費用はいくら?内訳と年間の計算にまとめています。

参考:環境省『家庭動物等の飼養及び保管に関する基準』(令和4年改正)、AAHA/AAFP『2021 AAHA/AAFP Feline Life Stage Guidelines』(2021年)、MSD獣医マニュアル(飼い主版)『Routine Health Care of Cats』

よくある質問

家の中だけで飼う猫の寿命は、何歳くらい?

2025年の平均寿命は、家の外に出ない猫が16.23歳、出る猫が15.12歳です(表2・ペットフード協会)。

猫の平均寿命は延びている?

表2の全体では、2010年の14.36歳から、2025年は16.00歳になっています(ペットフード協会)。

猫種によって寿命は違う?

表3では、ラグドールが15.1歳、サイベリアンが12.1歳など、猫種ごとに数字が違います。契約した猫たちから出した目安です(アニコム損保)。

平均寿命は統計の数字。うちの猫の節目は、誕生日ごとの記録で残そう

猫の平均寿命は、2025年のペットフード協会の調査で16.00歳です。うちの子の寿命を決める数字ではありません。

次の誕生日に、体重と食欲、水の量、ふだんの様子を1行ずつ残してみましょう。無料の会員登録をしておくと、兄弟かもしれない子や同じ実家の子があとから登録された時に、お知らせが届きます。

出典・参考

  • 一般社団法人ペットフード協会「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」主要指標サマリー (確認日 2026-10-24・HTTP 200。印字 p.38(PDF 19 枚目)「主要指標 時系列サマリー 犬猫 平均寿命の推移」。表1の協会の列・表2・図1の値。文字の層が化けているため頁画像で目視) https://petfood.or.jp/pdf/data/2025/3.pdf
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」調査概要 (確認日 2026-10-24・HTTP 200。印字 p.7(PDF 5 枚目)「調査設計【調査①規模推計調査】」。表1の調査の方法・時期) https://petfood.or.jp/pdf/data/2025/1.pdf
  • 環境省「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」(平成14年環境省告示第37号・最終改正 令和4年環境省告示第54号)第3 共通基準 1(2)・第5 猫の飼養及び保管に関する基準 2 (確認日 2026-10-24) https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/laws/nt_r02_21_1.pdf
  • アニコム損害保険「家庭どうぶつ白書2025」第2部 どうぶつの疾患統計(第4章 どうぶつの寿命 2. 猫の寿命) (確認日 2026-10-24・HTTP 200。印字 p.67(PDF 57 枚目)図 2-4-3・表 2-4-4・注。表1の白書の列・表3の値) https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202512_2.pdf
  • Quimby J, Gowland S, Carney HC, et al. 2021 AAHA/AAFP Feline Life Stage Guidelines. J Feline Med Surg. 2021;23(3):211-233. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10812130/ 。猫の一生の4つの段階・シニア期の受診の頻度・診察で聞くこと・記録のすすめ・写真・体重の管理・遊び・歯の手入れ・寄生虫(確認日 2026-10-24) https://doi.org/10.1177/1098612X21993657
  • MSD獣医マニュアル(MSD Veterinary Manual)飼い主版「Routine Health Care of Cats」(Nick Roman・Full Review Aug 2025) 。What Shots Does My Cat Need?・Does My Cat Need Its Teeth Brushed? の段(確認日 2026-10-24) https://www.msdvetmanual.com/cat-owners/caring-for-cats/routine-health-care-of-cats

この記事について

内容確認日: 2026-10-24。一般的な参考情報で、獣医療行為の代わりではありません。

この記事を書いた人

うちのこ家系図 編集部

編集部の運営者は、実家がブリーダー(犬猫の繁殖)で、出産などの手伝いもしていました。元ペットショップ店長で、2026年9月時点で犬を3頭飼っています。

  • 血統書・犬猫の健康・暮らしの手続きを、公的機関や登録団体の資料にあたって書いています。
  • 記事の下書きと図の作成には AI を使っています。サイトの方針と出典の基準は運営者が決めています。照合は AI が行い、その結果を運営者が報告で確認しています。公開してよいかは、運営者が決めて承認した基準で判断します(書いたものとは別の AI の監査と機械の検査)。
  • 獣医師の監修はまだ付いていません。監修が付いた記事には、その旨を記事に表示します。

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