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犬を飼い始めてからの月々の費用はいくら?内訳と年間の計算

公開 /更新 /2026 年 10 月時点の情報書いた人・確かめた人:うちのこ家系図 編集部

うちの子の家系図を撮ってはじめる
イラスト:明るいリビングのテーブルでノートに書きものをする女性と、そばの貯金箱、足元から見上げるトイ・プードル
目次
  1. 1犬を飼い始めてからの月々の費用はいくら?
  2. 2月々の費用の内訳
  3. 3うちの子の月額を計算する
  4. 4年齢と体の大きさで変わる額
  5. 5毎年決まって払うもの・急に増えるもの
  6. 6生涯ではいくら?
  7. 7よくある質問
  8. 8月々の費用は、1か月分の支出を書き出すところから始めよう

犬を1頭飼っている人の1か月の支出は、2025年の全国調査で平均16,030円でした(ペットフード協会)。

保険会社の契約者へのインターネットのアンケートでは、年413,416円でした(アニコム損保)。

たずねた相手と、数え方が違います。数え方の違いは、1か月の総額か、1年間の15項目の合計か、です(ペットフード協会、アニコム損保)。

たとえると、ある家は「今月のおこづかい」を、別の家は「1年分のおこづかいの合計」を答えるようなものです。

ここでの平均とは、みんなの額を足して、答えた数(人や犬の数)で割った額のことです。月々の内訳と、体重5kgの成犬を例にした計算は、このあと表で書きます。

犬を飼い始めてからの月々の費用はいくら?

犬を1頭飼っている人の1か月の支出は平均16,030円で、年間では平均192,356円です(2025年・ペットフード協会)。

2つの調査は、対象も数え方も違います。作り方を表1、額を表2に並べました。

表1 2つの調査の作り方

調査対象回答数数え方
ペットフード協会の調査20〜79歳の犬の飼い主へのインターネット調査。犬を1頭飼っている人で、支出が0円の人を除く1,034人1か月の支出の総額(医療費等を含む)
保険会社の調査保険の契約者へのインターネットのアンケート犬3,974頭1年間に1頭へ使った15項目の合計

出典:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査』(2025)、アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026)

表2 1か月と1年の額

調査1か月1年いつの額か
ペットフード協会の調査16,030円192,356円2025年10月の調査(1か月分)
保険会社の調査34,451円(413,416円÷12・この記事の計算)413,416円2025年1〜12月の1年分

出典:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査』(2025)、アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026)

犬1頭の1か月の額を2つの調査で比べた横棒グラフ。ペットフード協会の調査は16,030円、保険会社の調査は34,451円(413,416円÷12)で、作り方が違う
1か月の額(作り方が違う:犬を1頭飼う人の1か月の支出の平均/保険の契約者へのアンケートの1年分÷12)出典:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査』(2025)、アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026)

2つの数字は作り方が違うため、足したり平均したりしていません。どちらも調査の平均で、犬の年齢や体の大きさによって、実際の額は人ごとに変わります。

参考:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査 犬 飼育・給餌実態と支出』(2025) https://petfood.or.jp/pdf/data/2025/6.pdf

月々の費用の内訳

保険会社の調査では、犬1頭に1年間でかけた額は、15項目の合計で413,416円でした(アニコム損保)。月にならすと34,451円です。

15項目の年額と、12で割った月額を、調査の表の並びのまま載せます。調査の対象は保険の契約者で、15項目にはペット保険料も入っています。「ワクチン・健康診断等の予防費」は、病気にならないための費用のことです。

表3 犬1頭の1年間の費用の15項目(2025年)

項目1年(円)1か月(年額÷12・円)
ケガや病気の治療費89,1207,427
フード・おやつ80,0296,669
サプリメント13,1171,093
しつけ・トレーニング料7,474623
シャンプー・カット・トリミング料50,5754,215
ペット保険料44,8793,740
ワクチン・健康診断等の予防費34,0242,835
ペットホテル・ペットシッター8,291691
日用品14,0371,170
洋服12,4391,037
ドッグランなど遊べる施設4,633386
首輪・リード6,073506
防災用品1,557130
交通費24,8952,075
光熱費(飼育に伴う追加分)22,2731,856
合計413,41634,451(413,416÷12)

出典:アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026)。回答数は犬3,974頭、犬の平均年齢は5.6歳。月額は年額を12で割った、この記事の計算です。

犬1頭の1年間の費用15項目を1か月分(年額÷12)で示した横棒グラフ。ケガや病気の治療費7,427円、フード・おやつ6,669円、トリミング料4,215円、ペット保険料3,740円など
犬1頭の1年間の費用の15項目(1か月分・2025年)出典:アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026)。回答数は犬3,974頭、犬の平均年齢は5.6歳。月額は年額を12で割った、この記事の計算です。

各行の月額を足すと34,452円になり、合計の34,451円と1円ずれます。四捨五入のためです。

ペットフード協会の調査にも、獣医にかかる医療費やトリミングなどの費目(お金を使った中身の種類)別の額があります。

費目ごとの額は、その費目にお金を使った人だけの平均です。答えた人の数も、費目ごとに違います(医療費662人・主食のフード996人など)。だから、足しても1か月の支出にはなりません(ペットフード協会)。

たとえると、「給食のおかわりをした子」の平均と「牛乳を飲んだ子」の平均を足しても、1人分にならないのと同じです。

参考:アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026年3月11日) https://www.anicom-sompo.co.jp/news-release/2025/20260311/

うちの子の月額を計算する

体重5kgの成犬の例で計算すると、月に35,263円、1年で423,156円になります。

計算の式は1行です。

月の合計 × 12 = 年の合計

毎月のおこづかいを12回ためると1年分になるように、月の合計に12をかけると、年の合計になります。

手順は3つです。

  1. 犬の体重から、1日に必要なカロリー(食べ物から体が受け取る元気のもとの量。単位はkcal)を調べる。環境省の資料の表では、体重5kgの成犬は441kcalです(参考値)。参考値とは、目安として示された数字のことです。
  2. フードの袋にあるカロリーの表示(100gあたりのkcal)と値段から、30日分の額を出す。
  3. フード以外の月の額を足して、月の合計を出し、12をかけて年の合計にする。

積み木を積むように、フードの額の上に「その他」の額を足したものが、月の合計です。

2の式は、次の2つに分けます。

  • 1日の量(g)= 1日のkcal ÷ 100gあたりのkcal × 100
  • 30日分の額 = 1日の量 × 30 ÷ 2,000 × 2kg袋の値段(2kg袋は2,000gです)

例では、市販のドライフード2製品(100gあたり393kcal・377kcal)の公式通販の2kg袋の価格を使いました。どちらも4,352円です(2026年10月23日確認)。1日の量は112.2gと117.0g、30日分は7,325.3円と7,636.2円で、平均は7,481円です。

表4 体重5kgの成犬の例(月の額)

費目月の額計算の根拠
フード7,481円441kcalと2製品の2kg袋の価格から出した30日分の平均
その他27,782円保険会社の調査の15項目から「フード・おやつ」を除いた14項目の年額333,387円÷12
月の合計35,263円7,481円+27,782円
年の合計423,156円35,263円×12

出典:環境省『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』(平成21年)、アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026)。額はこの記事の計算です。

体重5kgの成犬の例の月の合計35,263円を、フード7,481円とその他27,782円に分けた積み上げ横棒グラフ(年の合計は423,156円)
体重5kgの成犬の例(月の額)出典:環境省『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』(平成21年)、アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026)。額はこの記事の計算です。

この表は例の計算で、調査の平均ではありません。「その他」も保険会社の調査の平均で、体重5kgの犬に限った額ではありません。フードの行は主食のドライフードだけで、おやつの額は入っていません。

フードの額は、体重、製品、袋の大きさで変わります。同じ2製品の公式通販では、800gから8kgの袋で、1kgあたり1,973.5円から2,631.25円でした。

必要なカロリーは犬によって違う場合があります。環境省の資料は、目安だけに頼らず、体調を見て量を調節するよう書いています。

「ワクチン・健康診断等の予防費」は、「その他」に入っています。

その中に入る費用の例は、狂犬病の予防注射(犬が狂犬病にかからないようにする注射)です。集合注射会場(市が開く、まとめて注射を受ける会場)の令和8年度の公表額(大阪市3,300円・横浜市3,650円)の平均を12で割ると、月290円です。足し算には入れていません。

あわせて読む:犬の体重の測り方と記録のコツ|家でできる測定と続け方

参考:環境省『飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために~』(平成21年) https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide/pdf/full.pdf

年齢と体の大きさで変わる額

ペットフード協会の調査では、1か月の支出の平均は、年齢と体の大きさの区分ごとに違います。体の大きさは、超小型・小型・中・大型に分けてあります。分け方は、表のあとに書きました。

表5 犬1頭の1か月の支出の平均(2025年・括弧は回答数)

年齢全体超小型小型中・大型
0歳(幼年期)19,110円(45人)17,580円(27人・参考値)19,480円(15人・参考値)39,000円(2人・参考値)
1〜6歳(成年期)16,469円(392人)17,211円(191人)15,447円(156人)17,230円(43人)
7歳以上の計(高齢期)15,566円(591人)16,448円(351人)13,776円(169人)15,659円(69人)
全体16,030円(1,034人)16,713円(572人)14,764円(343人)16,661円(114人)

出典:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査』(2025)。回答が30未満の欄は、資料が参考値としています。

犬1頭の1か月の支出の平均を年齢別に比べた縦棒グラフ。全体は0歳19,110円(45人)、1〜6歳16,469円(392人)、7歳以上15,566円(591人)
犬1頭の1か月の支出の平均(2025年・年齢別)出典:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査』(2025)。回答が30未満の欄は、資料が参考値としています。

0歳の区分別の欄は回答が少なく、参考値です。30より少ないので、目安として見る数字です。区分の人数を足しても、全体の人数と同じにならない行があります。

体の大きさの区分は、調査が犬種ごとに決めたものです。そのほかの純血種・ミックス・雑種は、答えた体重で、5kgまで、6〜9kg、10kgから、に分けています(ペットフード協会 Appendix)。

参考:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査 犬 飼育・給餌実態と支出』(2025) https://petfood.or.jp/pdf/data/2025/6.pdf

毎年決まって払うもの・急に増えるもの

狂犬病の予防注射は、狂犬病予防法という法律に基づき、飼い主が毎年1回、犬に受けさせる義務です(厚生労働省)。毎年やってくる誕生日のように、1年に一度、決まって出ていくお金です。

集合注射会場の額は、自治体が公表しています。大阪市は令和8年度、注射料金2,750円と注射済票交付手数料(注射を受けたしるしの札をもらう手数料)550円です。大阪市の集合注射会場での注射は、令和8年度で終わります(大阪市)。

横浜市は計3,650円で、内訳は注射料金3,100円と注射済票交付手数料550円です。

横浜市は、注射料金は動物病院ごとに異なると案内しています。動物病院で受ける時は、病院に確かめます。

あわせて読む:子犬のワクチンのスケジュール|法律で決まっているものと、そうでないもの・残しておく紙の話

ケガや病気の治療費は、保険会社の調査では年平均89,120円でした(アニコム損保)。月にならすと7,427円ですが、1年分のお年玉を12か月に分けて考えるように、年の平均を12で割った額で、毎月同じ額がかかるという意味ではありません。治療の判断は獣医師が行います。受け取れる額を決める補償割合・限度額・免責の見方は、別の記事で表にしています。

犬の年齢ごとの診療費で計算した自己負担は、犬のペット保険は何を補償する?年齢別の診療費と自己負担の計算で確かめられます。

参考:厚生労働省『狂犬病に関するQ&A』 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rabies_qa.html

参考:大阪市『狂犬病予防注射』(2025年10月9日) https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000007473.html

参考:横浜市『令和8年度 狂犬病予防注射集合注射会場について』(2026年2月27日更新) https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/pet-dobutsu/aigo/kainushi/inutourokukaijou.html

参考:横浜市『犬の登録と狂犬病予防注射の手続き』(2026年10月9日更新) https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/pet-dobutsu/aigo/kainushi/kyokenbyo.html

生涯ではいくら?

1年の額に、2025年の犬の平均寿命14.82歳をかけると、ペットフード協会の調査で2,850,716円、保険会社の調査で6,126,825円です(この記事の計算)。

毎月のおこづかいを何年分もためると大きな額になるのと同じ考え方です。

ペットフード協会の2025年の調査で、犬全体の平均寿命は14.82歳です。一般の家庭で過去10年間に飼われていた犬から出した値で、家庭に迎えられる前に亡くなった犬は入っていません(ペットフード協会)。

計算の式は、1行ずつ書きます。

  • 192,356円 × 14.82 = 2,850,715.92円 → 2,850,716円
  • 413,416円 × 14.82 = 6,126,825.12円 → 6,126,825円

表6 犬1頭の生涯の額(1年の額×2025年の平均寿命14.82歳)

調査1年の額平均寿命生涯の額(この記事の計算)
ペットフード協会の調査192,356円14.82歳2,850,716円
保険会社の調査413,416円14.82歳6,126,825円

出典:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査』(2025)、アニコム損保『2025最新版 ペットにかける年間支出調査』(2026)。生涯の額はこの記事の計算です。

生涯の額は、上の式のとおり平均の話です。1頭ごとに違います。

1年の額は、年齢で変わります(表5)。1つの年の額をかけているので、目安です。

平均寿命は、2つの行ともペットフード協会の値です。寿命と1年の額は、同じ協会の別の調査の値です。

2つの調査は、たずねた相手と数え方が違います(表1)。生涯の額の差3,276,109円は、1年の差221,060円に14.82をかけた額です。

協会は、年齢ごとの平均の支出を平均寿命まで足し上げる方法で、犬の生涯必要経費を2,784,190円と出しています(ペットフード協会)。表6とは作り方が違い、額は66,526円ずれます。

あわせて読む:犬の寿命は何年?平均寿命と体の大きさ・犬種ごとの数字

参考:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査 主要指標サマリー』(2025) https://petfood.or.jp/pdf/data/2025/3.pdf

参考:ペットフード協会『令和7年 全国犬猫飼育実態調査 犬 飼育・給餌実態と支出』(2025) https://petfood.or.jp/pdf/data/2025/6.pdf

飼い始めた年に払う手数料

法律や市の決まりで額が決まっている手数料には、犬の登録、注射済票の交付、マイクロチップの登録があります。

表7 法律や市の決まりで額が決まっている手数料

手数料額払うとき額を決めているところ
犬の登録の手数料3,000円(大阪市・横浜市)飼い始めて30日以内の登録のとき(生後90日以内の犬は、90日を過ぎてから30日以内)市(大阪市・横浜市)
狂犬病予防注射済票の交付の手数料550円(大阪市・横浜市)毎年1回の注射のとき市(大阪市・横浜市)
マイクロチップの登録・変更登録の手数料400円(オンライン)、1,400円(紙)マイクロチップが入っていて、国の登録や、飼い主が変わったときの変更登録をするとき国の決まり(政令・環境省)

出典:大阪市『犬の登録』(2020年2月19日)、横浜市『犬の登録と狂犬病予防注射の手続き』(2026年10月9日更新)、環境省『犬と猫のマイクロチップ情報登録について』。

手数料だけの表です。注射料金、ワクチン、用品などは入っていません。

登録と済票の額は、市が決めていて、市によって違います。

マイクロチップの手数料は、市に払う犬の登録の手数料とは別です(環境省)。

大阪市は、マイクロチップの国の登録をすると、市での登録の手続きが要らないと案内しています(大阪市)。

あわせて読む:犬の狂犬病予防接種はいつ・どこで・いくら?2027年の通年化も

参考:大阪市『犬の登録』(2020年2月19日) https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000007375.html

参考:横浜市『犬の登録と狂犬病予防注射の手続き』(2026年10月9日更新) https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/pet-dobutsu/aigo/kainushi/kyokenbyo.html

参考:環境省『犬と猫のマイクロチップ情報登録について』 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html

飼い始めた年にかかる診療費

日本獣医師会の令和3年の調査では、犬の初診料の中央値は1,500円です。混合ワクチンは6,250円と8,750円でした(日本獣医師会)。

去勢手術は17,500円、避妊手術は27,500円で、どちらも麻酔料を含まない額です(日本獣医師会)。

中央値は、病院が答えた料金を安い順に並べたときの、真ん中の額です。答えは料金の幅から選ぶ形なので、表の額は目安です。

表8 犬の診療料金の中央値(令和3年調査)

費目中央値料金を答えた病院調査の頁
初診料1,500円1,094件29頁
混合ワクチン(5種・6種)6,250円1,032件34頁
混合ワクチン(8種・9種・10種)8,750円958件34〜35頁
去勢手術17,500円1,043件47頁
避妊手術(卵巣切除)27,500円357件48頁
避妊手術(卵巣子宮切除)27,500円1,026件48頁

出典:日本獣医師会『家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査 調査結果』(令和5年9月)。料金を答えた病院の数は、この記事の計算です。

調査は令和3年8月から10月に行われ、1,096人の小動物の臨床獣医師が答えました。初診料は、犬と猫を分けずにたずねています。

手術の料金は、麻酔料を除き、犬は体重10kgのときの額でたずねています。答えは「5,000~7,500円未満」のような、料金の幅から選ぶ形です(日本獣医師会)。

料金を答えた病院の数は、1,096件から「対応外」と無回答を引いた数です。去勢手術なら、1,096-26-27=1,043件です。

動物病院の料金は、病院がそれぞれ決めるので、病院によって違います。実際に払う額は、診療の項目ごとの料金を全部足した額です(日本獣医師会)。

表の額を足しても、飼い始めた年に払う額にはなりません。手術の料金に麻酔料が入っていないことも、その理由の一つです。

参考:日本獣医師会『家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査 調査結果』(令和5年9月)10・29・34〜35・47〜48頁 https://jvma-vet.jp/clinic/ryokin_pdf/r5.pdf

参考:日本獣医師会『小動物診療料金』 https://jvma-vet.jp/clinic/ryokin.html

よくある質問

犬の生涯費用は、いくらくらい?

1年の額に平均寿命14.82歳をかけると、ペットフード協会の調査で約285万円、保険会社の調査で約613万円です(表6)。

飼い始めた年に払う手数料は?

表7では、市への犬の登録が3,000円、注射済票の交付が550円(大阪市・横浜市)です。マイクロチップの登録は400円か1,400円です(環境省)。

月々の費用は、犬の年齢で変わる?

1か月の平均は、0歳が19,110円、1〜6歳が16,469円、7歳以上が15,566円で、区分ごとに違います(表5・ペットフード協会)。

月々の費用は、1か月分の支出を書き出すところから始めよう

うちの子の月々の費用は、調査の平均を見るより、自分の1か月分の支出を書き出すと、実際の額が分かります。フード、病院、トリミング、保険など、使った項目ごとに金額を書きます。合計に12をかけると、1年の額になります。数か月続けると、月ごとの増減も見えてきます。

まずは今月分を、レシートや明細を見ながら書き出してみましょう。

体重は、写真と一緒に 1 回で記録

4.0kg3.0kg2.0kg1.0kg0.0kg3.2kg8月3.3kg9月3.4kg10月
トイ・プードルのココ

画面はイメージです(架空の子の見本)。

出典・参考

この記事について

内容確認日: 2026-10-23。一般的な参考情報で、獣医療行為の代わりではありません。

この記事を書いた人

うちのこ家系図 編集部

編集部の運営者は、実家がブリーダー(犬猫の繁殖)で、出産などの手伝いもしていました。元ペットショップ店長で、2026年9月時点で犬を3頭飼っています。

  • 血統書・犬猫の健康・暮らしの手続きを、公的機関や登録団体の資料にあたって書いています。
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