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犬に納豆はあげていい?|タレ・からし・ネギなしで少しだけ

うちのこ家系図 編集部・更新 ・内容確認日 2026-10-02

うちの子の家系図を撮ってはじめる
台所の床に置かれた小さな白い器の納豆を見つめて座るビーグルと、画面の左で器を置いて手を引く飼い主の足元
目次
  1. 1結論|タレ・からし・ネギを使わない納豆を、少しだけなら
  2. 2生の大豆と納豆のちがい|環境省の資料の書き方
  3. 3タレ・からし・ネギは入れない
  4. 4どのくらい?|100gで184kcal。きゅうりの約14倍
  5. 5大豆が合わない犬もいる
  6. 6はじめて与えた日と量を残しておく
  7. 7よくある質問
  8. 8まとめ|入れないものを先に決めて、量は少しだけ

納豆は、タレ・からし・ネギを使わないものを少しだけなら与えてよい、と当サイトは考えます。ごはんの代わりにはしません。

ただし、環境省の資料は、納豆を、注意が必要な食べ物の欄に置いています。この記事では、その書き方、タレ・からし・ネギを入れない理由、量の考え方を、確かめたことだけで書きます。

結論|タレ・からし・ネギを使わない納豆を、少しだけなら

木のテーブルに置かれた小さな白い器に、何も混ぜていない納豆が少しだけ入っている

要点: タレ・からし・ネギを使わない納豆を、少しだけなら与えてよい、というのが当サイトの判断です。環境省の資料は、納豆を「注意が必要なもの、与えすぎないほうが良いもの」の欄に置いています。

当サイトの結論は、タレ・からし・ネギを使わない納豆を、少しだけなら与えてよい、です。ごはんの代わりにはしません。

環境省の資料(平成21年発行)は、納豆を「注意が必要なもの、与えすぎないほうが良いもの」の欄に置いています。安全な食べ物として挙げた欄ではありません。

納豆を犬に安全な食べ物と書いた公的資料や獣医学の資料は、この記事で確かめた範囲には見当たりませんでした。条件をつけたのは、確かめた資料をもとにした、当サイトの判断です。

条件の理由は、次の章から順に書きます。

生の大豆と納豆のちがい|環境省の資料の書き方

台所のカウンターに置かれた、何も混ぜていない納豆の白い小鉢と木のスプーン

要点: 環境省の資料(平成21年発行)は、生の豆は消化が悪く、納豆などの加工食品は消化不良の問題はない、と書いています。同じ文の後半では、ある説にも触れています。前半だけで読まないでください。

環境省の資料は、生の豆と、豆腐や納豆などの加工食品を、同じ行で説明しています。発行は平成21年(2009年)です。

生の豆は、消化が悪いと書いています。

一方、豆腐や納豆などの加工食品は、消化不良の問題はないが、マグネシウムが多いため、結石になりやすいという説もある、と書いています。

後半のように「説」として書かれたことは、事実と同じには扱えません。この記事は、納豆でそうなる、とは書きません。かといって、前半だけを取り出して、消化に問題がないから安心、とも書きません。同じ文の前半と後半を、そのまま並べて受け取ります。

この説への対処は、この記事では扱いません。気になるときは、かかりつけの獣医師に相談してください。

タレ・からし・ネギは入れない

木のトレイの上の、何も混ぜていない納豆が少し入った犬用の白い小さな器

要点: 付属のタレとからしは使わず、ネギも混ぜず、納豆だけを少しだけ与えます。ネギは、栃木県獣医師会の表で、犬が食べてはいけないものに入っています。

付属のタレは、使いません。味付けをしない納豆だけにします。タレの中身が犬にどう影響するかは、この記事で確かめた資料には書かれていませんでした。数字や理由を足さず、使わないことだけを案内します。これは当サイトの案内です。

からしも、使いません。環境省の資料は、香辛料を、与えるのを避けたい食べ物の欄に挙げています。からしも、香辛料の一つです。

ネギは、混ぜません。納豆に添えることの多い長ネギは、栃木県獣医師会の「食べてはいけないもの」の表に入っています。表は、長ネギの全体だけでなく、煮汁とエキスも挙げています。原因の欄には、ネギ科の成分が赤血球を壊す、と書かれています。

ネギを混ぜた納豆は、与えません。

長ネギなどねぎの仲間を食べてしまった時のことは、犬に玉ねぎはだめ?食べたら量で決めずに動物病院へ電話にまとめています。

どのくらい?|100gで184kcal。きゅうりの約14倍

小さな白い皿の上で、ひとさじの納豆を小さじにのせた手元

要点: 納豆は100gあたり184kcal(日本食品標準成分表)。きゅうり(100gあたり13kcal)の約14倍で、これは本記事の計算です。WSAVAの資料は、おやつを1日のカロリーの10%未満にとどめる、としています。環境省の資料にならい、納豆を与えた日は、その分だけフードを減らします。

日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、糸引き納豆は、食べる部分100gあたり184kcalです。

きゅうりは、同じ表で100gあたり13kcalです。184を13で割ると約14になります。つまり、納豆は100gあたりで、きゅうりの約14倍のエネルギーです。この倍率は、本記事の計算です。

同じ「少し」でも、納豆はきゅうりよりずっと小さい量になります。きゅうりの量の考え方は、きゅうりを与えるときの量の考え方で紹介しています。

量の枠は、おやつ全体で考えます。犬のおやつについてのWSAVAの資料は、おやつは1日に必要なカロリーの10%未満にとどめる、としています。納豆だけの枠ではありません。ほかのおやつも、同じ枠の中に入ります。

同じ資料は、おやつは食事の代わりにしない、とも書いています。

もうひとつ、環境省の資料です。おやつやごほうびを与えるときの注意として、「与えた分だけフードを減らす」ことを挙げています。納豆をあげた日は、その分だけ、ごはんの量を減らします。減らす量の目安は、この記事では書きません。

グラムや、数で決めた量も、この記事では書きません。体重や運動量は、犬によって違うからです。

大豆が合わない犬もいる

明るいリビングのラグの上で、窓のほうを見て伏せているシェットランドシープドッグ。画面の右上でソファに座る飼い主のひざから下が写っている

要点: 皮膚に症状が出る食物の有害反応で、原因の食べ物が報告された犬297頭のうち、大豆は18頭(6%)でした。著者は、この数字から本当の割合は見積もれないと書いています。犬全体の割合ではありません。

大豆は、合わない犬もいる食べ物です。

2016年に出た文献の評価(Mueller ら)は、皮膚に症状が出る食物の有害反応について、選ばれた研究を集めて調べています。原因の食べ物が1つ以上報告された犬は、297頭でした。このうち、大豆が原因に挙がったのは18頭(6%)です。

この数字は、犬全体の6%が大豆に合わない、という意味ではありません。著者自身が、集めた情報では、原因となる食べ物の本当の割合は見積もれない、と書いています。

だから、数字は「大豆が原因になることがある」の裏づけとして読みます。

持病がある犬、食べ物が合わない犬、獣医師が処方した食事をとっている犬は、ふつうのおやつが合わないことがある、とWSAVAの資料は書いています。こうした犬は、納豆を与える前に、かかりつけの獣医師に聞いてください。

はじめて与えた日と量を残しておく

冷蔵庫の扉に、白紙のメモをマグネットで留める手元

要点: 納豆をはじめて与えた日は、量と、混ぜたものがないことをメモしておきます。いつもと違うと感じたら、そのメモを持って動物病院に相談します。

ここは、当サイトが考えた記録の取り方です。

書く項目は、次の5つです。

  • 与えた日と、おおよその時間帯
  • 与えた量(キッチンスケールで量った重さ)
  • タレ・からし・ネギを使っていないこと
  • その日に、ほかに与えたおやつ
  • 体調がいつもと違うと感じた点

ごはんを減らした日は、減らしたことも書いておくと、おやつ全体の量を数えやすくなります。

動物病院で聞かれることの一つに、フードやアレルギーの有無があります。その書いておく考え方は、フードやアレルギーの有無を書いておく理由で紹介しています。いつもと違うと感じたら、記録を持って、動物病院に相談してください。

よくある質問

Q. どのくらいあげていい?

決まった量は、この記事では示しません。タレ・からし・ネギを使わない納豆を、少しだけにして、おやつ全体で1日のカロリーの10%未満に収めます。

納豆は100gあたり184kcalあります。与えた日は、その分だけフードを減らします。

Q. 市販の納豆をそのままあげてもいい?

付属のタレとからしは使わず、ネギも混ぜず、納豆だけを少しだけ与えます。納豆そのものに味がついている商品もあるので、与える前に、容器の原材料の表示を確かめてください。

ヨーグルトも、与える前に表示を確かめたい食べ物です。砂糖を加えた商品もあるためです。くわしくは犬にヨーグルトは大丈夫?|無糖のプレーンを少し。乳糖と甘味料で選ぶにまとめています。

Q. 豆腐はどう?

環境省の資料は、豆腐と納豆を同じ書き方で説明しています。生の豆と違って消化不良の問題はない、と書く一方で、納豆と同じ説も添えています(くわしくは、生の大豆と納豆のちがいの章です)。

豆腐を与えてよいかどうかは、この記事では判断しません。気になるときは、かかりつけの獣医師に相談してください。

まとめ|入れないものを先に決めて、量は少しだけ

納豆は、環境省の資料で、注意が必要な食べ物の欄に入っています。そのうえで、当サイトは、次の3つを守れるときだけ、少しだけ与えてよいと考えます。

入れないもの理由
付属のタレ中身の影響は確かめられていないので、使いません
からし環境省の資料は、香辛料を避けたい食べ物の欄に挙げています
ネギ栃木県獣医師会の表で、犬が食べてはいけないものに入っています

量は、おやつ全体の1日の枠の中で数えます。ごはんの代わりにはしません。与えた日は、その分だけフードを減らします。

大豆が合わない犬もいます。持病がある犬や、獣医師が処方した食事をとっている犬は、先にかかりつけに聞いてください。


本記事は参考情報です。犬の体や健康についての診断・助言ではありません。気になることがあるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。 環境省・栃木県獣医師会・日本食品標準成分表・Mueller ほか(2016)・WSAVA の記述は、2026年10月2日に確認したものです。

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トイ・プードルのココ

画面はイメージです(架空の子の見本)。

出典・参考

この記事について

内容確認日: 2026-10-02(最後に出典を確かめ直した日。章ごとの確認日は本文と出典の欄のとおりです)

本記事は一般的な参考情報であり、獣医療行為やその代替ではありません。うちの子の体調で気になることがあるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。