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犬にきゅうりをあげてもいい?|小さく切って味をつけずに。量の考え方

うちのこ家系図 編集部・更新 ・内容確認日 2026-10-02

うちの子の家系図を撮ってはじめる
明るい台所のカウンターで切ったきゅうりを手にする男性の首から下と、少し離れた廊下の床に座ってその男性を見上げる柴犬
目次
  1. 1結論|与えてよい野菜。小さく切って、味をつけずに
  2. 2100gのうち95.4gが水分|エネルギーは13kcal
  3. 3どのくらいまで?|カロリーより先に「量」が多くなる
  4. 4切り方|1本丸ごとではなく、一口の大きさに
  5. 5漬物・浅漬け・サラダは別の食べ物|塩分と味付け
  6. 6はじめて与えた日を残しておく
  7. 7よくある質問
  8. 8まとめ|「ほぼ水」でも、量と味付けは別に考える

「きゅうりは、ほとんど水だから大丈夫でしょ」。そう思って、つい手が出そうになる野菜です。

きゅうりは、小さく切って味をつけなければ、犬に与えてよい野菜です。ただ、カロリーが低いぶん、「何kcalまで」で量を決めると多くなりすぎます。

使うのは、動物愛護団体や獣医師の団体、環境省、文部科学省の資料で確かめたことだけです。

結論|与えてよい野菜。小さく切って、味をつけずに

木のまな板の上に並んだ、一口大に切ったきゅうり

要点: アメリカの動物愛護団体ASPCAの植物のデータベースは、きゅうりを犬に毒性がない植物に分類しています。与えるときは、小さく切って、味をつけず、おやつ全体の量の中で数えます。

ASPCAの動物中毒管理センターの植物のデータベースは、きゅうりを、犬に毒性がない植物としています。

この分類をもとに、当サイトは、きゅうりを、小さく切って味をつけないものに限って、与えてよい野菜として案内します。条件は3つです。

  • 小さく切る(「切り方」の章)
  • 味をつけない(「漬物・浅漬け・サラダ」の章)
  • おやつ全体の量の中で数える(「どのくらいまで?」の章)

毒性がないという分類は、植物としての分類です。「体にいい」「いくら食べても大丈夫」という意味ではありません。

100gのうち95.4gが水分|エネルギーは13kcal

窓辺の白い皿に置かれた、縦に半分に切ったきゅうりの断面

要点: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年では、生のきゅうりは食べる部分100gあたり、水分が95.4g、エネルギーが13kcalです。これは人の食品の成分値で、犬にとって多いか少ないかを示すものではありません。

きゅうりは、中身のほとんどが水です。

文部科学省の日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、生のきゅうり(食べる部分)100gのうち、水分は95.4gです。エネルギーは13kcalです。

水が多いので、カロリーの数字は小さくなります。

この表は、人の食品の成分表です。犬にとって、この数字が多いのか少ないのかは、表からは分かりません。

気をつけたいのは、数字の読み方です。カロリーが小さいことと、たくさん与えてよいことは、別の話です。量の話は、次の章に書きます。

どのくらいまで?|カロリーより先に「量」が多くなる

犬の食事用の器の隣に置かれた、小さく切ったきゅうりが少し入った小皿

要点: おやつは1日のカロリーの10%未満、とWSAVAの栄養委員会は書いています。当サイトで計算すると、きゅうりは、この枠に届く前に量が多くなります。ASPCAは、慣れていない食べ物を多く与えると、お腹をこわすことがある、と書いています。

まず、おやつ全体の枠です。

WSAVAの栄養委員会が示しているおやつの枠は、ほかのおやつも全部合わせて、1日に必要なカロリーの10%未満です。きゅうりひとつに使える枠ではありません。

次に、きゅうりの特徴です。100gで13kcalしかないので、当サイトで枠をカロリーだけで計算してみると、数字の上では、とても大きな重さまで入ってしまいます。

でも、それは、その重さまで与えてよいという意味ではありません。この記事に、体重別の量の表を置かないのは、そのためです。表にすると、「この重さまではよい」と読めてしまうからです。

ASPCAの資料も、量には注意をうながしています。ASPCAは、慣れていない食べ物を多く与えると、お腹をこわすことがある、と書いています。きゅうりを名指しした文ではありません。ただ、食べ物の種類を限っていない文なので、まだ慣れていないきゅうりにも当てはまります。

だから、何kcalまでより先に、量そのものを少なめに見ます。

どのくらいがその子に合うかは、かかりつけの動物病院と決めてください。WSAVAの栄養委員会も、おやつの量と種類は、かかりつけの獣医療チームと決めるよう書いています。

ほかの食べ物と比べると、考え方が見えてきます。カロリーの数字から量を計算した例は、カロリーから量を計算した例(りんご)にあります。ただし、りんごの数字を、そのままきゅうりに当てはめることはできません。食べ物ごとに、カロリーが違うからです。

反対に、100gあたりのカロリーが高い食べ物では、同じ「少し」でも、重さはずっと小さくなります。その例は、100g あたりのカロリーが高い食べ物の例(納豆)で扱っています。

切り方|1本丸ごとではなく、一口の大きさに

小さな白い小皿の上で、小さな角切りのきゅうりを指でつまむ手元

要点: WSAVAの栄養委員会は、おやつを、のどに詰まらせるおそれを減らす大きさと形にするよう書いています。当サイトでは、きゅうりも、1本丸ごとではなく、その子の口に合う一口の大きさに小さく切ってから与えます。

WSAVAの栄養委員会は、与えるおやつは、のどに詰まらせるおそれを減らせる、ちょうどよい大きさと形にするよう書いています。

これは、おやつ全般についての文です。きゅうりを名指ししたものではありません。

そこで、当サイトでは、きゅうりを与えるときは、1本丸ごとではなく、その子の口に合う一口の大きさに切ってからにします。丸ごと1本は、おやつとして与える大きさに向きません。

「何センチに切る」という決まりは、確かめた資料には書かれていません。数字は書きません。犬の口の大きさに合わせて、小さめに切ります。

漬物・浅漬け・サラダは別の食べ物|塩分と味付け

明るいダイニングの木の床に座り、食卓の椅子と脚のそばから、上のほうを見上げて待つミニチュアシュナウザー

要点: 環境省の資料(2009年発行)は、塩分の摂りすぎに、人間以上に注意が必要と書いています。漬物・浅漬け・塩もみや、ドレッシング・マヨネーズをかけたものは、この記事で言う「味をつけないきゅうり」とは別の食べ物です。

きゅうりは、人の食卓では、味のついた形で出てくることが多い野菜です。漬物、浅漬け、塩もみ、サラダ。

環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」は、味覚の違いの項目で、塩分の摂りすぎには、人間以上に注意が必要だと書いています。第二版の発行は2009年10月なので、その時点の資料です。

ここからは、当サイトの案内です。

漬物・浅漬け・塩もみは、味のついた食べ物です。ドレッシングやマヨネーズをかけたものも同じです。きゅうりが入っていても、この記事の「小さく切って、味をつけずに」とは別の食べ物として、分けて考えます。

サラダには、きゅうり以外の材料も入っています。材料ごとの可否は、この記事では確かめていないので、書きません。

材料に玉ねぎやねぎの仲間が入った料理は、犬に食べさせない物です。食べてしまった時のことは、犬に玉ねぎはだめ?食べたら量で決めずに動物病院へ電話にまとめています。

はじめて与えた日を残しておく

明るい台所の壁に掛けた紙のカレンダーの空欄のマスに、ペンで丸を付ける飼い主の手元

要点: はじめてきゅうりを食べた日は、切った大きさと、その日のほかのおやつを、1行のメモにしておきます。

ここから先は、資料ではなく、当サイトの提案です。

量の章で書いたとおり、慣れていない食べ物は、多く与えないのが基本です。はじめての日は、ほんの少しにとどめます。

メモに書くのは、たとえば次の4つです。

  • 与えた日
  • 切った大きさ(味をつけていないこと)
  • その日に与えた、ほかのおやつ
  • ふだんと違うと感じたこと

ふだんと違うと感じたときは、メモを持って、かかりつけの動物病院に相談してください。

記録の項目の考え方は、健康手帳に書いておく項目にまとめています。その中に、フードやアレルギーの有無があります。食べ物の記録は、その延長として残せます。

よくある質問

Q. 1本あげても大丈夫ですか?

本数では決めません。与えるなら、小さく切って味をつけていないものを、おやつ全体の量の中で、少しだけにします。

WSAVAの栄養委員会は、おやつを、のどに詰まらせるおそれを減らす大きさと形にするよう書いています。丸ごと1本は、その子の口に合う一口の大きさとは言えません。

ASPCAは、慣れていない食べ物を多く与えると、お腹をこわすことがある、と書いています。どのくらいがその子に合うかは、かかりつけの動物病院と決めてください。

Q. 毎日あげてもいいですか?

毎日かどうかより、ほかのおやつと合わせて1日の枠に収まるかで考えます。毎日の可否を書いた資料は、この記事で調べた範囲にはありませんでした。

与えるなら、小さく切って味をつけていないものを、ほかのおやつと合わせて、おやつ全体の1日の枠の中で数えます。その枠は、1日のカロリーの10%未満と、WSAVAの栄養委員会が書いているものです。毎日の頻度は、かかりつけの動物病院と決めてください。

まとめ|「ほぼ水」でも、量と味付けは別に考える

きゅうりは、ASPCAが犬に毒性がない植物に分類している野菜です。与えるなら、小さく切って、味をつけずに、おやつ全体の量の中で数えます。

きゅうりは、カロリーが小さいぶん、おやつの10%未満という枠が量の歯止めになりにくい食べ物です。だから、何kcalかより先に、大きさと量そのものを見ます。量に迷ったら、かかりつけの動物病院に聞いてください。

漬物・浅漬け・サラダは、別の食べ物です。きゅうりが入っていても、この記事の「味をつけずに」には入りません。


本記事は参考情報です。犬の体や健康についての診断・助言ではありません。気になることがあるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。 ASPCA・WSAVA・環境省・日本食品標準成分表の記述は、2026年10月2日に確認したものです。

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トイ・プードルのココ

画面はイメージです(架空の子の見本)。

出典・参考

この記事について

内容確認日: 2026-10-02(最後に出典を確かめ直した日。章ごとの確認日は本文と出典の欄のとおりです)

本記事は一般的な参考情報であり、獣医療行為やその代替ではありません。うちの子の体調で気になることがあるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。