猫のはなし

猫の家系図の作り方|血統書から無料でたどる方法

内容確認日 2026-09-01うちのこ家系図 読みもの

猫の血統書をスマホで撮影する飼い主。犬用のイメージが強いサービスだが猫にも使える
目次
  1. 1猫の家系図でわかること
  2. 2血統書がある場合の作り方|写真を撮って読み取る
  3. 33代祖以上をさかのぼるときの考え方
  4. 4血統書がない・保護猫の場合
  5. 5兄弟猫・親戚猫の手がかりを探すには
  6. 6実際にやってみる
  7. 7よくある質問
  8. 8まとめ|猫の家系図は、血統書の有無にかかわらず始められる

「猫の家系図」で検索すると、犬向けのアプリやサービスの情報ばかりが出てきて、「これって、うちの子(猫)でもできるのかな」と迷った経験はありませんか。

結論からお伝えします。猫の血統書からも、犬と同じように家系図を作ることができます。この記事では、血統書がある場合の具体的な作り方から、血統書のない保護猫の場合の考え方まで、順番に解説します。

猫の家系図でわかること

要点: 血統書に書かれた両親・祖父母の名前を並べ直すと、うちの子の家系が目に見える形になります。血統書がなくても、わかっている情報から記録を始めることができます。

猫の血統書には、うちの子の名前や生年月日とあわせて、父方・母方それぞれのご先祖の名前が記載されています。ふだんは血統書として引き出しにしまわれたままになりがちなこの情報を、家系のつながりが見える形に並べ直したものが「家系図」です。

家系図があると、うちの子がどんな家系から生まれてきたのかを、あらためて眺め直すきっかけになります。血統書を持っている猫はもちろん、血統書のない保護猫や雑種の猫でも、わかっている範囲の情報から記録を始められます。

血統書がある場合の作り方|写真を撮って読み取る

要点: 血統書をスマホで撮影すると、読み取り結果が表示されます。団体によって書式が異なるため、表示された内容を血統書の紙面と見比べて確認してから保存する流れです。

猫の血統書は、猫の血統書の見方|CFA・TICA等5団体ガイドで紹介しているとおり、ZCC・ICC・JCC・TICA・CFAという主な5団体が、それぞれ独自の書式で発行しています。犬のJKCのように単一の主要団体があるわけではないため、まず手元の血統書がどの団体のものかを確認しておくと、あとの作業がスムーズです。

うちのこ家系図では、血統書をスマホのカメラで撮影すると、記載内容の読み取り結果が画面に表示されます。ただし団体ごとに書式の違いが大きいため、猫の血統書は特に、表示された内容と手元の紙面を見比べて、違っている箇所があれば直してから保存することをおすすめします。読み取り結果をそのまま鵜呑みにせず、「撮って、確認して、保存する」というひと手間が、正確な家系図の土台になります。

キャッテリーネーム(猫舎号)の扱いや赤字表記といった、団体ごとの記載項目の違いは、猫の血統書の見方|CFA・TICA等5団体ガイドで詳しく解説しています。

3代祖以上をさかのぼるときの考え方

要点: 血統書には3代祖まで、合計14頭のご先祖が記載されています。それより前の世代は、血統書だけではたどりきれません。

猫の血統書には、うちの子から見て父母・祖父母・曽祖父母にあたる3代祖まで、合計14頭のご先祖の名前が記載されています(ZCC公式サイト・確認日 2026-09-01)。この構成は、犬の血統書とほぼ同じ考え方です。

4代目以降、つまり曽祖父母より前の世代については、手元の血統書だけでは追いきれません。もしそれ以上さかのぼりたい場合は、発行団体に照会するか、繁殖者(キャッテリー)に直接尋ねてみる方法があります。ただし、保管している記録の範囲は団体や繁殖者によって異なるため、必ず遡れるとは限らない、という前提で臨むとよいでしょう。

血統書がない・保護猫の場合

要点: 血統書がなくても、わかっている範囲の情報(お迎え元・推定される猫種・生年月日など)から、家系図の代わりになる記録を始めることができます。

保護猫カフェや里親募集から迎えた猫には、血統書が発行されていないことがほとんどです。この点は、血統書がなくても家系図は作れる|保護犬も対応で紹介している犬の考え方が、猫にもそのまま当てはまります。

血統書がない場合、両親猫の情報が完全にはわからないことも珍しくありません。それでも、お迎え元(保護団体・里親会・元の飼い主など)や、わかる範囲の生年月日・推定される猫種・柄を記録として残しておくことはできます。すべての空欄を埋めようとする必要はありません。わかっている部分から、少しずつ記録を積み重ねていく形で十分です。

兄弟猫・親戚猫の手がかりを探すには

要点: 血統書に書かれた両親・祖父母の情報は、兄弟猫や親戚猫を調べる手がかりにもなります。

家系図を作る過程で、「同じ両親から生まれた兄弟猫は、今どうしているのだろう」と気になる方もいると思います。血統書に書かれた情報は、そうした兄弟猫・親戚猫の手がかりとしても使えます。具体的な調べ方は、兄弟猫・親戚猫を調べる方法|お迎え前後で解説で詳しく解説しています。

実際にやってみる

要点: 血統書があってもなくても、まずは手元の情報を記録に残すところから始められます。

うちのこ家系図は、犬も猫も対応しています。血統書があれば写真から、なければわかっている情報から、家系図づくりを始められます。無料・登録不要で、まず試せます。

よくある質問

Q. 犬用のサービスだと思っていたのですが、猫でも使えますか?

はい、使えます。うちのこ家系図は犬猫両方に対応しており、猫の血統書も家系図の作成に使えます。

Q. 血統書の発行団体が違っても、同じように家系図にできますか?

はい。ZCC・ICC・JCC・TICA・CFAのいずれの団体が発行した血統書でも、記載されている猫名・生年月日・3代祖などの情報をもとに家系図を作れます。団体ごとの書式の違いは猫の血統書の見方|CFA・TICA等5団体ガイドで解説しています。

Q. 雑種(ミックス)の猫でも家系図は作れますか?

血統書は発行されませんが、わかっている範囲の情報(お迎え元・推定される柄や毛色など)から記録を始めることができます。雑種猫特有の柄の由来や健康の考え方については雑種猫(ミックス猫)の遺伝と健康|柄の由来から解説でも紹介しています。

まとめ|猫の家系図は、血統書の有無にかかわらず始められる

  • 猫の血統書にも、犬と同じく3代祖まで14頭のご先祖が記載されている
  • 血統書は撮って、表示内容を確認して、保存するという流れで家系図にできる
  • 団体ごとの書式の違いは猫の血統書の見方を参考にする
  • 血統書がない保護猫でも、わかっている範囲の情報から記録を始められる

うちの子が猫でも、家系図づくりの入り口は同じです。まずは手元の情報を記録に残すところから始めてみてください。


本記事は参考情報です。血統書の記載内容・団体ごとの規定は変更される場合があります。最新情報は各発行団体の公式サイトをご確認ください。 記事中の情報は2026年9月1日時点で確認したものです。

出典・参考

この記事について

内容確認日: 2026-09-01(この日時点の一次情報にもとづいています)

本記事は一般的な参考情報であり、獣医療行為やその代替ではありません。うちの子の体調で気になることがあるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。